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やけど虫 生息地・症状・治療・駆除方法は?

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やけど虫 生息地・症状・治療・駆除方法は?

やけどのように皮膚が赤く腫れて水ぶくれができ、

痛みやかゆみを伴ったことありませんか?

やけどした覚えがないのにそんな症状がでたら、『やけど虫』のせいかも。

生息地・症状・治療・駆除方法などをお知らせします。



やけどのように皮膚が赤く腫れて水ぶくれができ、

痛みやかゆみを伴う「線状皮膚炎」が、

梅雨入り以降、鹿児島県内で増え始めているそうです。



やけどした覚えないのになあと思ったら、要注意。

この症状、俗名「ヤケド虫」という昆虫の体液によって起こる皮膚炎だそうです。

9月ごろまで多く見られるということです。



はい、こいつが犯人の【やけど虫】


yakedomushi3.jpg
出典http://yumenohito3534.blog120.fc2.com/blog-entry-446.html



やけど虫は、正式名を『アオバアリガタハネカクシ』といいまして

両先が黒く、腹部が藍色、残りはオレンジ色の体長約7ミリ。




このやけど虫が体に止まった時、毒物質ペデリンを含む体液が分泌され、

それが付着した部分が水ぶくれになります。



つぶしたり、手で払ったりすると体液が分泌されるという記事をみかけますが、

虫自体を誤って潰さなくても

分泌された体液が皮膚に付くだけで皮膚炎を起こすそうです。



今現在はこの『やけど虫』被害、鹿児島での報告が多いようですが、

生息分布としてはなんと日本全国です。

こいつ、日本以外にもアメリカ大陸以外の全世界にいるんですって。

そして田んぼや、川岸、池など、湿気が多い場所に生息しています。



症状は付着後およそ2時間ほどしてかゆみを感じ、

やけどのように皮膚が赤く腫れて水ぶくれができ、

やがてやけどをした時のような痛みにかわります。


imageCAEBEGLY.jpg
出典http://oasisjp.blog91.fc2.com/blog-entry-21.html

まさにやけどの症状ですね。




治療はステロイド軟こうを塗ればよいようですが、

やけど虫の症状がでたら、皮膚科で治療するのが一番のようです。

それでも一般的には完治まで5~10日かかります。



とにかく体液がつくと発症しますので、

体に触れないように駆除しましょう。


屋内に侵入した場合には、素手で触らないように

注意して屋外に追い出すか、速やかに殺虫します。

死骸や分泌物にも『やけど虫成分』が含まれていますので、

触らないように注意して処分します。


よくやってしまうのが、素手でつぶしておいて、

そのまま体のあちこちを触ってしまうということです。



bf94114d.jpg
出典http://blog.livedoor.jp/bze07177/archives/50921948.html


全身やけどになってしまいます。

また、その手で触ると他人にまで被害が及びます。

やけど虫が体にふれた場合は

とにかく速やかにその部分を水洗いすることが肝心なようですね。





キンチョリンコよ キンチョリンコ


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